その他

「民主主義」について考えるキッカケの場〜若者超会議2015〜

若者超会議2015

2015年、春の匂いが感じられる3月31日。
晴天に恵まれた京都のみやこメッセには、
700人近くの若者が集っていた。

トンフィさん2015

20代の投票率向上をめざしイベントやキャンペーンを行なっている
学生団体ivoteの 徐 東輝(ソウ トンフィ)さんを筆頭とし、50
ものの協賛で開催されたこのイベントは、あらゆる角度から日本を
見る若者たちを変えていく若者たちによって賑わいを集める。

華

「華〜puspa〜」

はじまりは、京都を代表する世界一タップダンサー姉妹
「華〜puspa〜」によるオープニング。小さな音(ね)からラスト
にかけて盛り上がる数々の音(ね)からは、今回のイベントから新
たなスパークが起こることを連想させるような作品であった。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
会場が揺れ動く幕開けから、いよいよこれからどんなことが始まる
のだろうと思っていた先、徐さんによる代表挨拶。誰もがこれから
始まるイベントに心を踊らせた。
トンフィさん

司会者の紹介により初めの登壇となったのは元NHKアナウンサーの

「堀潤」氏。

堀さん
【民主主義を報せる】をテーマとする中で、”ことば
の因数分解”について語ってくれた。彼の言う”ことばの因数分解”
というのは、自分の発信する言葉の主語を出来るだけ小さくして
発信するというものであった。

「僕たちに何かできないかと思い、被災地へボランティアに行きた
いです」と「県の△△さんは、ということに困っているので、自分
は◯◯したいと思っています。」とでは具体性がかなり異なるよう
に、何を持ってどんなことをしたいかを明確に提示することが主語
を小さくして発言することだと語ってくれた。ここには彼がフリー
ランスで働くに至った経緯からその後の体験も含まれており、メモ
を取る学生もたえなかったように思う。

自らの活動や今後の未来について想像した後に登壇してくれたのは、
本イベントのメインコンテンツでもある、教育/農業/医療/経済
/社会/政治に関してのマニフェストを発表をする若者たち。

教育からは、世羅侑未さん。

世羅さん
学生時代はテニスをしていたことから、集中度が高まった時のゾー
ンやフロー状態を研究。「マインドフルネス」に出会い、今後は多
くの人に「何もしない時間」をつくりより良い生活の提供をしたい
とのことだった。既に海外で事業展開をしていることから、今後の
期待も高まる。

農業からは、平戸裕馬さん。

平戸くん
農林水産省とコラボした新たな事業を展開。第一次産業の活性に
力を注ぐため、47都道府県の農家を回り現状を把握。まずは野菜
を手にとり食について考えを持つことが、生きることに繋がる大
切さを語ってくれた。

医療からは、岡﨑幸治さん。

岡﨑さん
臨床研究への不正関与が発覚した東京大学に対し公開質問状を送
付したことで知られる、岡崎さん。日本の医療サービスが世界的
にみてもレベルが高いことは美しいが、現在の制度を続けること
は可能であるのか?を分かりやすく提唱した。

経済からは、塚本廉さん。

塚本さん
会場の雰囲気を和ませるべくいきなりカメラのシャッターを押し
たことで注目を集めた、塚本さん。海外を含む様々な経験から、
大都市や海外ばかりに目を向けるのでは無く、地元の企業をじっ
くり見ることを学生に勧めた。

社会からは、安部敏樹さん。

安倍さん
社会問題には関心・情報・現場の壁があると唱う、安部さん。
「一般社団法人リディラバ」では、修学旅行や一般向けにスタ
ディーツアーを組み込み、実際に社会問題に触れる場を提供し
ているそうだ。社会問題について語れる若者はかっこいいとい
う文化が出来れば、日本の民主主義も活発になるのでは?と話
してくれた。

最後に政治からは、原田謙介さん。

原田さん
インターネット選挙解禁でお馴染みの原田さん。
僕の世代で1番足が速いのは「ボルト」だ、と時折笑いも交えつつ
どんな社会問題も政治が大きく関与している話をしてくれた。NPO
法人YouthCreateの活動も含め、今後も若者と政治を繋ぐ架け橋
となっていくだろう。

6名の登壇中も、参加者側からコアな質問が飛び交い非常に濃密な
時間となった。

この後、休憩を挟み 「投票への思い」を強くするべくパネルディ
スカッション。最後のプログラムとなるこのコンテンツでは、登
壇者の堀さんをモデレーターとし、Twitterでのリアル
タイム投稿も交えながらトークセッション方式が斬新であった。
安部さん、原田さん、そして音楽プロディーサーの谷崎テトラ
さん、LUNASEAのギターリスト SUGIZOさん
による、5名の
ディスカッション。個々の意見が混じり合い民主主義を根底におい
たテーマから未来について語る姿が印象的な時間となる。
パネルディスカッション

あらゆる問題が政治という権力あるもので変えられるという
ことに多くのことを考えさせれ、政治に興味関心がない若者でも
「選挙に行ってみようか」と思わせられるイベントであったので
はないか。

小さな揺れから大きな揺れへ。
この会場をあとにした彼らが飛躍する大きなきっかけとなった
イベントであっただろう。直に行われる選挙の投票率に期待が
ふくまるばかりだ。

ラスト

編集後記
様々な視点からコンテンツが盛り込まれた本イベントだが、何よ
り印象的だったのがスタッフの「笑顔」で迎え入れるという姿勢
であった。何人かに話を聞いたところ、そこには当日協賛で来た
というスタッフも見受けられたが、どのスタッフもこのイベント
に力を入れていることが空気として伝わって来ており、総代表の
徐さんのことを大変慕っていることが分かった。彼の熱意から広
がる行動範囲。是非来年も開催してくれることを個人として大変
楽しみにしている。さて、今年はどれだけの若者が選挙に行った
のであろうか?

「ivote関西ページ」
*HP:http://ivote-kansai.sakura.ne.jp/home/
*Facebook:https://www.facebook.com/ivote.kansai?fref=ts
*Twitter:https://twitter.com/ivotekansai

コメントを残す

*